シニアの活躍を考える1/2:プライドが高く怒りっぽいシニアにどう対処する?by 東公成

外資系企業の情報システム部門勤務35年の経験を踏まえて、現在、人と企業の共生の実現、中でもシニア人材の活用と活躍について支援をしておりますキャリアコンサルタントのAKです。アンガーマネジメント公認トレーナーの資格を生かした「怒りの問題」の解決にも取り組んでいます。

そんな私の綴る働き方コラムの第一回目はある企業の人事の方からいただいたシニアの受け入れに関する相談事をご紹介いたします。

「親会社で役職定年になったシニアの方を受け入れていますが、周りとうまく出来ない難しい人が何人かいて困っています。良い研修はないでしょうか?」

お話を伺ってみると、こんなことがわかりました。役職定年になる前までは、部下も多くバリバリとお仕事をされていた優秀な方々でしたが、子会社に入社(転籍)してきてからは周りと問題を起こしているとのことです。受け入れ側の子会社では主にこんな評価を受けています。

  1. プライドが高く怒りっぽい。
  2. 親会社にいたときの仕事のやり方を変えようとせず周りと軋轢を生んでいる。

今回から2回に分けて、それぞれについてどんな対応が可能か考えてみましょう。

今回は「プライドが高く怒りっぽい」という方にどう対応するか?について考えてみます。

働き方コラム AK アンガーマネージメント

私はキャリアコンサルタントの他にアンガーマネジメント研修も実施していますが、その研修の中ではこんな風に教えています。

  • 怒りの感情は自然なことである。
  • 怒りの原因は、私たちの中にある「べき」が破られた時に発生する。例えば、仕事は●●するべき(なのに、できていない。)報告は●●であるべき(なのに、できていない)
  • 怒りという感情と、その感情を言葉にする、行動を起こすということは別のことである。つまり怒りを感情として持ってそれを言葉・行動にするという選択、怒りの感情は持つが、言葉・行動にしない選択がある。

仮に、こうした「プライドが高く怒りっぽい。」ことについて身に覚えがあるシニアの人たちにアンガーマネジメント研修を行う機会があれば、怒りに関する基礎知識をお伝えした上で、どんな「べき」が破られて怒っているのか?というところから掘り下げていきます。

ここに気付いていただくだけで、受講した方は感情と思考が整理されて行動が随分変わります。

冒頭に出てきた人事の方とは、研修だけではなく、面談など他の打ち手についてもお話をしているところです。

さて、次回は「仕事のやり方を変えようとせず周りと軋轢を生んでいる」についてどんなことができるかを考えてみます。

次回をご期待ください。

この記事を書いたキャリアコンサルタント

東 公成
東 公成
外資系企業の情報システム部門勤務35年の経験を踏まえて、人と企業の共生の実現、中でもシニア人材の活用と活躍について支援をいたします。御社のビジョンや方針をしっかりとお聞きした上で、研修の提供、面談を通して、人材の活性化に貢献いたします。またアンガーマネジメント公認トレーナーの資格を生かし様々な場面での「怒りの問題」の解決も得意としております。

お問合せはこちらから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です